流入経路の分析
Webサイトまでたどり着く経路をチャネルと呼びます。アクセス解析では専門用語が多く使われておりこれを知らなくては意味が理解できないので覚えましょう。
Social
Googleがソーシャルと定めた、FacebookやTwitterなどのプロフィール画面に登録したサイトアドレスからの流入等です。
記事をたくさんシェアされると瞬間的ですが検索でも上位に表示されることがあります。
Direct
①アドレスバーにWebアドレスを入力されたもの。
②メールに貼られたリンク。
③パソコンのブックマーク。
④リファラー情報を受け渡さないサイトやアプリからの流入。(リンク元のページ情報を送らないように設定してあるサイトは多く、どこから来たかは判断できません。)
Organic Search
Yahoo!やGoogleの検索欄に入力されて、記事まで到達したものをいいます。
Googleアナリティクスで「集客」の「サマリー」を選択すると表示されます。「Organic Search」をクリックすると実際にどのようなキーワードで検索したかを確認できます。
Paid Search
検索型連動広告?
Referral(リファーラル)
リファラーとも呼ばれています。個人ブログなど他「のサイトからの流入。例えば誰かに貼ってもらったリンクから、自分のブログに来てくれたことを言います。
Googleアナリティクスでは、検索サイトやSNSで表示されたリンク以外のものから流入した場合は、ここに該当します。
not provided
Googleアナリティクスでユーザーの検索キーワードを調べると、「(not provided)」が1位になっているはずです。これは、どんなキーワードか分からないということを意味しています。
Googleにログインしている状態で検索をしたときはプライバシーの問題でGoogleアナリティクスでは分からないように設計されているのです。
それでもGoogleアナリティクス以外のツールでおおよその検索キーワードは調べることが出来ます。
検索からサイトに入ってくることを「検索流入」と呼びます。最もアフィリエイトリンクから購入につながるのは検索流入であり、要です!
その他の単語
Webサイトまでたどり着く流入経路以外の単語の説明は、以下のようになります。
セッション時間
1回の訪問でサイトに滞在した時間を表します。ただしGoogleアナリティクスでは最後に見たページの時間は計測されない為、1ページ見ただけでは計測されません。
直帰率
直帰とは他のページを見ることなくサイトを離れた状態のことです。この数字が高いほど、複数ページをみてくれていないことを表します。
アフィリエイト用のリンクをクリックしてサイトを離れても、計測上は直帰になります。
CVR(コンバージョンレート)
CVとはConversion(コンバージョン)の略で、最終的に得たい結果のことです。アフィリエイトならば報酬の発生を指し、オンラインショップならば商品が購入されたことを意味します。
CRVはConversion Rate(コンバージョンレート)の略で、コンバージョンに至った率を指します。アフィリエイトなら通常は0.5%~3%ほどです。
なおアフィリエイトのCRVはアクセス解析ツールでは調べることが出来ません。各ASPのレポート画面で確認しましょう。
PV
ページビュー(Page View)の略です。ページ単位の閲覧数を表します。1セッションの間に複数の記事を読んでもらえることもあるので、「1セッション3PV」となることもあります。
UU(ユニーク)
ユニークユーザー(Unique User)の略で、サイト訪問者の数です。
Googleアナリティクスでは「ユーザー」と表記されています。同じ人が1日に何回来てもUUは1です。
セッション
セッションとはサイトに訪問した回数を表します。ただしGoogleアナリティクスの標準設定では30分以内に再び訪問した場合は1回とカウントされます。(ただし例外もある)
インプレッション
Webサイトに掲載される広告の効果を表す指標の1つです。
サイトを開き広告が1回表示されると1インプレッションとなります。
CTR
CTR(Click Through Rate)の略です。Web広告やWebサイトのリンクが表示された際にクリックされた割合を表します。
まとめ
知っている言葉はありましたか?急に全部覚えるのは無理ですね。誰でも最初は知らないことばかり。1つずつゆっくり理解していきましょう。