物販とは
物販とは物品販売の略です。ネットビジネスでは転売を示すケースが多く、出来るだけ安く仕入れて高く売る。儲かる仕組みがとても明確で分かりやすいビジネスです。その商品に対する難しい知識が無い、初心者でも簡単に販売が出来るのです。
500円で仕入れたものを800円で売れば、300円の利益がでます。それを10個売れば3千円。100個売れば1万円の利益になります。目標とする利益を出すためにはどれだけ売ればいいのか、非常に分かりやすいのです。
例えばある中古のカメラをネットで買おうとしている人がいたとして、同じ品質のものであれば、誰から買うかはあまり重要ではありません。売り手が誰であっても商品の価値は変わらないからです。
もしこれが対面での販売なら、話は別です。売り手の見た目や話し方、態度やカメラの知識など、売り上げに影響することは目に見えています。
顔を合わさないネット販売だからこそ、誰でも始められ努力次第で収入を増やすことができるのです。
商品の売り方
無在庫販売
無在庫販売とは、在庫を持たずに売れてから商品を仕入れることです。
高級車など、パーツやオーナーのこだわりの注文を受けてから生産するのと同じ仕組みです。
商品が売れなければ、在庫が溜まっていきます。管理費や置き場所も必要ですし、良い状態で保管していたからといって、いつか売れるかどうかも分かりませんよね。無在庫販売なら在庫を抱えるリスクはゼロなのです。
ただしデメリットとして、多くのフリマサイトでは「手元にない商品を出品することは禁止」されています。無在庫転売はフリマアプリではルール違反なのです。
フリマアプリの管理者から規約違反だと判断されてしまうと、すぐにアカウントが停止されてしまうでしょう。その時点で、販売を続けられないのなら本末転倒です。
有在庫販売
有在庫販売とは、「自分がこの商品だったら転売で利益を出せる!」と思った商品を仕入れて、利益を上乗せして販売することです。お金を支払い商品を先に仕入れるので、その商品在庫が手元にあるうちは仕入れ金額の回収ができません。
しかし在庫をもつリスクをとることで、仕入れするためのトレンドリサーチにも力が入ります。誰でも売れない在庫を抱えるのはイヤですから、本当に売れると思うものしか仕入れをしないでしょうし、仕入れの数も意識します。
売れると裏付けのある商品の需要は、どこかで必ずあります。裏付を取って仕入れをしたのですから、売り方次第で売れるはずです。
ネットショッピングは欲しいものがすぐ家に届くのが便利なのです。受注を受けたけど、トラブルで手に入らなかったりや、輸送の問題で納期が1か月もかかるのでは、これからの信用問題にかかわります。その点、有在庫販売はその心配が不要で、自分で責任をもって最後まで取引が出来るのがメリットです。
物販の達成感
物販はアフェリエイトなどと違い、「売れた~」と早く実感することができます。入金までのタイミングには多少ずれがあるかもしれませんが、初日から売り上げがあがることも珍しくないでしょう。
やればやるほど経験値もあがり、作業の積み重ねが面白いほど結果につながるので、努力とセンス次第で大きな結果が期待できます。
中国から安く仕入れる
皆さんご存じでしょうが、中国製品の安さは日本の商品の比ではありません。今ではなくてはならない100円ショップの商品のほとんどは中国製品です。
仕入れの金額が安いほど、利益を出すことが出来ます。利益が少なくても売れ数が多ければ、それなりの利益が出ます。薄利多売というやつですね。
中国製品を安く仕入れたいなら、「タオバオ」や「アリババ」がおすすめです。
まとめ
実際には物販と転売はあいまいながら違いがあります。既存の仕入れたものをそのまま横流しするのは転売であり、銀行から融資を受ける際などには理解しておく必要があります。
物販と転売の違いについてはまた別の記事で紹介していきたいと思います。